歯茎の腫れは歯周病!?
痛みなくても歯石除去と
歯のクリーニング
歯周病治療の基本は、診査診断とプラークコントロールです。
まず精密検査を行い、歯周病のリスクや治療計画をお伝えします。
担当の歯科衛生士から歯ブラシの当て方、フロスや歯間ブラシなどの清掃補助器具の使用方法をご指導させて頂きます。
口腔清掃指導が終わりましたら、まずは歯のクリーニングと歯肉の上に沈着している歯石の除去から行います。
歯茎の腫れや出血が軽減したところで局所麻酔を使い、痛くないように歯茎の中に残っている歯肉縁下歯石を除去します。
非外科での歯周病治療が終わったら、患者様ご自身のプラークコントロールを維持しながら約2ヶ月後に再評価です。
ここで歯周ポケットが改善していたら3ヶ月おきの定期的なメインテナンスに移行します。
約1年、約50000円程度、来院回数10回(進行度により大きく異なります)
歯石の除去後、一時的に歯がしみる症状がでることがあります。治療中は、局所麻酔を使用して痛みなく進めます。
歯石除去後、1週間は献血ができません。(一時的に菌血症になっている可能性があるためです)
歯磨きの際に歯ブラシに血がつく方は、歯科医院を受診されることをお勧めします。
歯肉からの出血は歯周病の初期症状です。歯周病の悪玉菌は、血の中に含まれる鉄の成分を栄養として増殖します。
歯茎からの出血を抑えることは、歯周病治療の基本です。まずは、歯科医院を受診して歯科衛生士から歯ブラシ指導を受け、歯のクリーニングと歯石除去をしてもらいましょう。
バイオフィルムとは、多種多様な細菌がつくる膜のことです。台所の流しにできるヌメヌメをイメージするとわかりやすかもしれません。
このバイオフィルムがプラークの表面にあることにより、新たな細菌が付着しやすく、細菌は外からの攻撃から身を守っています。
バイオフィルムは歯ブラシやうがい薬では除去できず、一度除去しても3ヶ月で新たに形成されるので、歯科衛生士が行うPMCTを定期的に受けることで口腔内を健康に保つことができるのです。
プラーク(歯垢)は、食べかすではなく、歯糞であり細菌の塊です。
プラークは主に細菌で構成されており、バイオフィルムで覆われています。一度成熟してしまったバイオフィルムは、歯ブラシやうがい薬では壊すことができません。
歯周病は、親子間や夫婦間で感染します。飼っている犬の口からも家族と同じ歯周病菌が検出されたという報告もあります。
ご両親や一緒にお住まいの方が歯悪い場合は、歯周病の悪玉菌が感染してしまっている可能性があるので要注意です。
30代~40代まで歯に困ったことがなく、歯のクリーニングや歯科医院をほとんど受診したことがない方も一度、歯科医院を受診されることをお勧めします。
歯周病は、30代~40代で発症し、急激に進行することが多いからです。
虫歯菌が少ない方は、歯周病のリスクが高いと言われています。
歯周病は、命に重篤な病気を誘発する、サイレント・キラー(静かな殺し屋)と呼ばれています。
現在、心臓病や脳梗塞、糖尿病などの全身疾患と歯周病の関わりがわかっています。慢性炎症により、無症状のまま身体を蝕んでいきます。
歯周病治療にはセルフ・ケアとプロフェッショナル・ケアの両軸が大事です。
歯周病は、初期から中程度までなら歯を残せます!
現在では、歯周組織再生療法などを駆使すれば歯を残すことができることがほとんどです。しかし、歯がグラグラするなど重度まで進んでしまうと歯を残せなくなってしまう場合もあります。
歯周病は、早く治療を開始し、良い状態をメインテンスで維持することがベストです。
歯周病の状態によって歯を残す複数の治療法から最適な方法を選択します。
当院は完全予約制です。
予約や相談をご希望の方は、
お気軽にお問い合わせください。
最新の知識とテクニック、設備を用いることで、以前であれば抜歯しなければならなかった歯でも残せる可能性があります!
当院ではすべての歯科医師がマイクロスコープ(歯科 用顕微鏡)を使用し、精密な治療を行います。
Kinjyo Akino
マイクロスコープ歴 9年
Oyamada Koki
マイクロスコープ歴 3年
Kohda Nagataka
マイクロスコープ歴 12年
20倍の拡大視野で観察すると、虫歯や歯石などを細かく監察できます。
※診療内容や治療部位によってはマイクロスコープを使用しない治療もあります。
厚生労働省の歯科疾患実態調査(2016年)では、歯周病の所見が認めらる人が20~34歳で約6割、35~59歳で約7割もいると報告されています。
4ミリ以上の歯周ポケットをもつ人がどの年代でも過去最高となり、歯周病が増えていることがわかります。
歯周病は進行するまで症状がないため、気づかないだけで、あなたも歯周病の可能性が大なのです。
8020推進財団調査(2018年)では、抜歯理由の約4割が歯周病、約3割が虫歯です。
歯周病で歯を失う人が多い理由は、ある程度進んだ段階まで症状がでづらいからです。
虫歯と違って、痛みがないだけでなく、歯茎の中で進行するため目に見えず気づきにくいのです。
初診では、痛みが伴う大きな治療は行いません。(痛みが強いときは対応する場合もあります)
どんな患者様でも転院することは、不安が強く、勇気がいることだと思います。
当院には、沢山の悩みを抱えた患者様が来院されます。まずは患者様の主訴、今までの経緯、嫌だったことなど患者様の声をお聞きすることに徹します。
マイクロスコープは拡大して治療するだけでなく、インフォームドコンセント(説明と同意)を達成するためにもとても有効です。
口の中を映しているマイクロスコープで行なっている治療を録画し、その場で再生しながら説明することにより、今どのようになっているのか、どのような治療を行なったかを詳しく説明しています。
お口の中で行う歯科治療は、数ミクロンの細菌との戦いです。
様々な場面でマイクロスコープを使用することで4倍~20倍まで拡大しながら精密治療を提供しています。
肉眼やルーペとの違いは圧倒的な情報量です。通常は見えないものが見えることにより診断や治療内容が変わってきます。
⇒マイクロスコープ精密治療4つのメリット等の詳細はコチラ
とにかく痛くなく!
無痛治療を行うポイントは、痛くなく麻酔針を刺入し、本当にゆっくり麻酔薬を注入して効かせていくことです。
そして麻酔が効いている部位から範囲をゆっくりと広げていきます。
当院では、強力な表面麻酔を塗布し、針を刺した感覚すら与えないように配慮しております。
治療を始めてから麻酔を追加すると痛みを感じやすくなるので、時間をかけて最初からしっかりと麻酔を効かせます。
痛いまま治療を進めることはありませんので、ご安心下さい。
隣の患者様の治療を見ていると不安になってきますよね?
当院の治療チェアユニットは、他の患者様のお顔や治療が見えないような配置となっております。
完全個室ではなく自然光が沢山入るつくりになっていますので開放感も十分です。
入り口やベランダにお華を活けて頂いておりますので、リラックスして治療を頂けると思います。
毎回、担当する歯科医師や歯科衛生士が違うと不安になりませんか?
当院では、担当する歯科医師や歯科衛生士はもちろん、被せ物・詰め物や入れ歯を製作する歯科技工士も担当制です。
担当歯科技工士に会えるので、直接ご自身の要望を伝えることができます。
また矯正専門医とも連携をとり、噛み合わせや歯のポジションを考慮した包括歯科治療を実践しています。
診療日に被せ物の修正や入れ歯の修理ができます。
通常、被せ物や詰め物の修正が必要な場合には、別日に再来院して頂くことになりますが、歯科技工士が常駐しているため、当日に修正して装着が可能です。
義歯の修理も歯科医師がチェアサイドで簡易的に修理することが通常ですが、上の階に技工所があるため、質の高い修理が当日に行えます。*別途、費用がかかる場合があります。
⇒歯科技工所 被せ物や詰め物5年間保証の詳細はコチラ
当院は完全予約制です。
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10:00 ~ 14:00 | ● | ● | ● | ● | ● | 10:00~13:00 | 休診日 |
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※最終受付時間17:00
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