当院の治療が精密な理由
すべての治療をマイクロスコープと高倍率ルーペの拡大視野で行います
当院では、歯科医師はマイクロスコープと高倍率ルーペを必ず使用、歯科衛生士も高倍率ルーペを必ず使用して歯科治療を行っております。
そして、どの歯科医師、歯科衛生士も同じ環境で治療を行えるようにしたいという思いがあり、歯科医師のチェアユニットにはカールツァイスのMORAインターフェイスを搭載したマイクロスコープを設置、歯科衛生士はサージテル社の6倍または8倍の高倍率ルーペを装着しています。
マイクロスコープやルーペには、メーカーも倍率も様々ありますが、個人的にマイクロスコープは視野が明るく直視治療ができる機種、ルーペは5倍以上の拡大視野でないと情報量が足りないと考えています。
私は、歯科医師になって3年目に高倍率ルーペ、4年目にマイクロスコープに出会いました。出会った時の衝撃を今でも覚えています。
その時まで行ってきた歯科治療と違う世界が見えたのです。肉眼で行った自分の治療を拡大して見るとどれだけ精密さに欠けているのか、原因を除去できていないのかを知りました。
それ以来、必ず拡大視野で治療を行ってきました。もう肉眼での治療には戻れません。他の歯科医師や歯科衛生士も同じだと思います。
これからも拡大視野での治療にこだわって患者様に最善の治療を提供していきます。
なぜマイクロスコープ (歯科用顕微鏡) の拡大視野が必要なのか?
以前の歯科治療は、肉眼で治療を行うため、歯科医師や歯科衛生士の経験と手指感覚に頼る部分がほとんどでした。
しかし、現在はマイクロスコープ(歯科用顕微鏡)や高倍率ルーペ(拡大鏡)が使用できます。
拡大視野から得られる圧倒的な情報量により、経験や感覚だけに頼らない歯科治療を患者様に提供できます。
肉眼で見えないものが「見える」ということは診断や治療の正確性、再現性を高めます。
拡大視野で治療を行うと、肉眼で治療している時と比較にならない精密な治療が提供できるのです。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使う5つのメリット
- メリット1 肉眼では見えない物が見える。 マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)によって患部を照らしながら改題して確認できるため、経験や勘に頼った治療をする必要がなくなり、より精密な治療ができます。
- メリット2 従来はできなかった治療ができる 従来は患部をしっかり確認できなかったため対処できなかった部分も、マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使用すれば治療できます。
- メリット3 見落としがなくなる 肉眼では見えないような細かな部分まで確認できるため、トラブルの原因を見逃すことがなくなります。そのため、再治療のリスクが減ります。
- メリット4 侵襲(しんしゅう・ダメージ)が少なくなる 治療によって治療範囲が最小限で済むため、歯や歯周組織への侵襲が少なくできます。ダメージが少ないため治りも早くなります。
- メリット5 マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)のメリットとして録画で確認できる
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)をこのような治療で使用します
根管治療
マイクロスコープは視野を拡大するだけでなく、明るく照らすことで肉眼では確認しきれない根管内の状態を正確に把握できます。
虫歯治療
マイクロスコープの拡大視野で虫歯の除去を行えるため、虫歯の染色液に染まった軟化象牙質の取り残しがなく、エナメル質を極力温存して治療することが可能です。
修復治療
マイクロスコープで細部までしっかり確認できるため、失った歯を修復物で隙間なく補うことができ、接着処理が確実に行えます。
定期検診
目視では気付きにくい初期虫歯や詰め物・被せ物による問題をマイクロスコープで早期に発見できるため、大きな問題が起こる前に治療を開始できます。
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使った虫歯治療症例
歯科用顕微鏡を使うことで歯を最小限に削っていくことができます。
虫歯を削り終わった後に歯面と充填するレジンとのなじみを良くするためのプライマーと呼ばれる液を塗布します。そしてコンポジットレジン充填していきます。