隣接面を含む二次カリエス(二次虫歯)への対応

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隣接面を含むインレー修復治療の二次カリエス(二次虫歯)にはよく遭遇します。

臨床症状が出てからだと抜髄になってしまうケースが多いので、患者様に説明して症状が出る前にアプローチすることが多いです。

とくに小臼歯部のインレー修復の二次カリエス(二次虫歯)をは歯が扁平しており、露髄しやすいので注意が必要ですが、通法通りインレーを除去して神経に近い部分はマイクロエキスカで軟化象牙質を除去してフロアブルレジンで充填します。

その後、インレー形成を行い、印象採得へと進みます。審美性はもちろん、硬度がエナメル質に近い観点からもセラミック修復を患者様にはお勧めしております。

修復治療では、できるだけ天然歯の構造を模倣して、エナメル質の代わりにセラミック、象牙質の代わりにはコンポジットレジンを修復材料として選択しています。

天然歯の硬さに近い材料で修復することにより、高い審美性のみならずマイクロクラックが入りづらく、隣接面や咬合面の磨耗も少ないことがメリットとして挙げられます。

治療にご興味がある歯科医師の方がいらっしゃいましたら20代30代限定で見学を受け付けておりますので、お気軽にご連絡下さい。