歯を傷つけないクリーニング!エアフローによるパウダーメンテナンスとは?


歯のくすみや着色が気になって思い切って笑えないということはありませんか?
コーヒー、紅茶やタバコなどの嗜好品は着色汚れ(ステイン)の原因となります。
ステインは歯科で受けるメンテナンスで落とすことが可能です!
パウダーメンテナンスの導入について
当院では、より快適で効果的なメンテナンスを実施するためにパウダーメンテナンスを採用しております。
パウダーメンテナンスとは?
パウダーメンテナンスとは、ステイン(着色)や歯ブラシの届かない場所にあるバイオフィルムをパウダー粒子をジェット噴射によって除去するメンテナンス方法です。
従来のペリオメンテナンス(歯周病治療後に行うメンテナンス)には以下の課題がありました。
- 歯間部・歯肉辺縁・歯周ポケット内の清掃が目視できず、効果的な清掃が難しい
- デリケートな歯周ポケット内部の軟組織や象牙質を傷つけやすい
- スケーラーやブラシなどの接触器具では、届かない部位の付着物を完全に除去できない
これに対し、パウダーメンテナンスには以下のメリットがあります。
- 効果的なバイオフィルム除去
- 目視しにくい歯周ポケットや歯間部でも、広範囲にパウダーを噴射することでバイオフィルムの除去が可能。
- 他のメンテナンス器具と比較して、効率的に汚れを落とします。
- 優しいトリートメント
- 柔らかいパウダーを使用するため、組織を傷つけることなく、歯周ポケット内を優しく清掃。
- 広範囲の歯面清掃
- 接触器具を使用せずに付着物を除去できるため、清掃が難しい部位にも効果的。
スピーディーで効率的な除去能力!
パウダーメンテナンスでは、1ブロック(4〜5本の歯)を約60秒で清掃できます。
- 1歯1面の処理時間はわずか4.8秒
- 歯周ポケット内外のバイオフィルムやステイン(着色)を広範囲に除去
- 処置部位の面積は約35mm²
この方法を導入することで、より短時間で精密なクリーニングを実現し、患者様の負担を軽減します。
パウダーメンテナンスは、術者(歯科衛生士)にとっても患者様にとっても快適で効果的なプロフェッショナルケアです。
着色のみならず、歯周ポケット内・外のバイオフィルムやステインを優しく取り除くための最新メンテナンス方法となっています。
エアフロー プロフィラキシス マスターとは?

当院ではEMS社の「エアフロー プロフィラキシス マスター」を導入しています。
主な特徴
エアフロー プロフィラキシス マスターはEMS社が提唱するGBTというコンセプトに基づいて開発されたエアフローの最新機種です。
GBTはう蝕、歯周病、インプラント周囲炎の原因となるバイオフィルムを除去し、口腔内や全身の健康管理を目指すアプローチ方法として、臨床的エビデンスに基づき、EMS社が提唱する8つプロトコールから成り立っているそうです。
- 3つのコア治療に対応
エアフロー:歯肉縁上・縁下のバイオフィルムやステイン、早期歯石を快適かつ効率的に除去が可能です。
ペリオフロー:歯肉縁下(歯茎の下)のバイオフィルムを低侵襲で除去が可能です。
スマートピエゾン(PSチップ):必要な部位に対し、侵襲性を抑えたスケーリング(歯石取り)を実施。 - 温水調整機能により、知覚過敏のある患者様の施術にも安心して使用ができます。

エアフローで使用する専用のエアフローパウダープラスはキシリトールの仲間である「エリスリトール」という成分で作られています。甘みのある水溶性パウダーのため、患者様への不快感も少なく、虫歯の原因菌であるミュータンス菌への抗菌作用もあります。
エアフロー プロフィラキシス マスターのメリット

エアフロー プロフィラキシス マスターは、微細なパウダーと水、圧縮空気を組み合わせて歯の表面に噴射し、歯垢(プラーク)や着色汚れを効果的に除去するクリーニング方法です。
定期検診やメインテナンスにおいて、以下のような多くのメリットがあります。
-
効率的な汚れの除去
- エアフローは、従来のスケーリングやポリッシングよりも効率的に歯垢や着色汚れを除去できます。
高圧の水と細かい粉末を組み合わせた噴射により、短時間で効果的なクリーニングが可能です。
- エアフローは、従来のスケーリングやポリッシングよりも効率的に歯垢や着色汚れを除去できます。
- 痛みや不快感の軽減
- 従来の器具を使用したクリーニングと比較して、エアフローは痛みや不快感が少ないとされています。
これにより、歯科治療に対する恐怖心を持つ患者さんでも、リラックスして施術を受けることができます。
- 従来の器具を使用したクリーニングと比較して、エアフローは痛みや不快感が少ないとされています。
- 歯や歯茎への優しさ
- エアフローは、器具が直接歯や歯茎に触れないため、歯のエナメル質や歯茎を傷つけるリスクが低く、詰め物や被せ物にも優しいとされています。
- 矯正装置やインプラントの清掃に適している
- 矯正装置やインプラント周囲の清掃は難しい場合がありますが、エアフローは微細なパウダーを噴射することで、これらのデリケートな部分のバイオフィルムや汚れを効果的に除去できます。
- 虫歯や歯周病の予防
- 定期的にエアフローを用いたクリーニングを受けることで、歯垢や歯石の蓄積を抑制し、歯肉炎や歯周炎のリスクを低減させることができます。
これらのメリットから定期検診やメインテナンスにおいて、効果的で快適なクリーニング方法としてエアフローを採用されている歯科医院も多いのではないでしょうか。

エアフローは、矯正治療中の歯に装置がついた状態でも使用できます。
今まで装置がついた状態でのお手入れは非常に大変でしたが、エアフローに導入により短い時間でメンテナンスができるようになりました。
せっかく歯を綺麗にするために矯正をしているのに虫歯になるのはもったいないですよね?
矯正中もパウダーメンテナンスで歯のお手入れがおすすめです!
当院の歯科衛生士もエアフローのないメンテナンスは考えられないと言っています。
エアフローを使用したメンテナンスのデメリット
- 自由診療のため歯科医院によって費用に差があります
※当院では
PMTC(定期メンテナンス):13,200円(税込)
矯正中のメンテナンス:8,800円(税込)
エアフローによる着色除去のみ:全顎8,800円(税込)
上記料金で行っています - 歯周病が進行している方は先に歯周病治療が必要になる場合があります
- パウダーの成分にアレルギーのある方や、重度の呼吸器疾患のある方などには使用できません
エアフローと超音波スケーラーによる着色除去の違い
パウダーメインテナンスで使用するエアフロー(歯面を傷つけない硬さのパウダーを吹き付けて着色を除去する機械)と従来から歯科医院で使われている超音波スケーラーでのクリーニングを比較してみました。
超音波スケーラーとは?
超音波スケーラーとは、超音波による微細振動によって歯石取りやバイオフィルムを除去する器具です。
超音波スケーラーのメリット
- 超音波スケーラーの微細な振動により、強固な歯石を効率よく除去できます
- 超音波の振動が水中で細かな気泡を発生させることで汚れを剥がす力が働き(キャビテーション効果)、歯茎の中のバイオフィルムを除去します
超音波スケーラーのデメリット
- 超音波スケーラーの使い方によっては歯や周囲組織を傷つけてしまう可能性があります
- 広範囲の着色を落とすのはパウダーメンテナンスが効果的です
- 超音波を使用しているため、ペースメーカーを装着されている患者様には使用できません
エアフローを使用すると細かいところまで綺麗に着色が取れますが、超音波スケーラーでは着色が残ってしまいます。
歯に響く振動も超音波スケーラーでは大きく、取れない着色を取ろうとしてパワーを上げてしまうと歯を傷つけてしまいますが、エアフローでは歯に響く振動はほとんどなく歯に対して悪い影響がないことが体感して頂くとわかります。
エアフローでは、歯の表面のバイオフィルム(細菌の作り出したヌメヌメした膜)も除去できるので、新たなプラークも付着しにくくなります。
今や人生100年時代。
歯を長持ちさせて健康を保つためには、歯のメインテナンスは必要不可欠です。
メインテナンスの際は、歯に悪い影響を与えないような方法で行うことが大切です。
できるだけ健康な歯を傷つけない歯のメインテナンスを実施しています。
ぜひ一度ご来院ください。
当院は完全予約制です。
予約や相談をご希望の方は、
お気軽にお問い合わせください。
私たちが守ります



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診療時間
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土曜 10:00~13:00
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- 技工所との連携