歯の神経を抜かずに虫歯を治療したい~虫歯治療 症例紹介5 MTAセメントを用いて神経を残した症例2
友和デンタルクリニックでの虫歯治療の症例をご紹介いたします。(他の症例を見たい方はこちら)
過去の虫歯治療時の詰め物が不適切だったために二次カリエス(二次虫歯)になってしまった方が当院に来院されました。
神経を残すために歯科用顕微鏡によって歯を削る範囲を最小限にし歯と同じ硬さのセラミックでできるだけ隙間なく修復しました。これで2次カリエス(虫歯)や歯根破折が起こりにくくなり、歯が長持ちする可能性が高くなったと思います。
目次
虫歯治療の流れ 症例紹介5:MTAセメントを用いて神経を残した症例2
MTAセメントSTEP1 術前
術前
MTAセメントSTEP2 虫歯除去
マイクロスコープ(歯科用顕微鏡)を使いながら最小限の範囲で虫歯を除去していきます。
MTAセメントSTEP3 深い虫歯の除去
深くにある虫歯を除去していくために虫歯の染色液塗布し確認します。神経が感染しないようにするためにラバーダムを用います。
MTAセメントSTEP4 露髄後の消毒・殺菌
露髄したところを消毒、殺菌します。
MTAセメントSTEP5 MTMセメント充填
露髄した箇所にMTMセメントを慎重に充填していきます。
MTAセメントSTEP6 神経の封鎖
接着力の強い樹脂(コンポジットレジン)で神経の近くを隙間なく封鎖します。
MTAセメントSTEP7 術後
痛みが出なければ後日、型取りをして治療が完了になります。