歯の神経を抜かずに虫歯を治療したい~虫歯治療 症例紹介4 神経を残してセラミックで修復した症例

友和デンタルクリニックでの虫歯治療の症例をご紹介いたします。(他の症例を見たい方はこちら)
過去の虫歯治療時の詰め物が不適切だったために二次カリエス(二次虫歯)になってしまった方が当院に来院されました。
神経を残すために歯科用顕微鏡によって歯を削る範囲を最小限にし歯と同じ硬さのセラミックでできるだけ隙間なく修復しました。これで二次カリエス(虫歯)や歯根破折が起こりにくくなり、歯が長持ちする可能性が高くなったと思います。
目次
虫歯治療の流れ 症例紹介4:神経を残してセラミックで修復した症例
セラミック修復STEP1 不適合な金属の詰め物
虫歯治療後に不適合な金属の詰め物(メタルインレー)が入っています。隙間ができてしまっていて、そこから2回目の虫歯になってしまっています。歯にヒビが入ってしまっていて、そこから虫歯が進行してしまったと考えられます。(右の画像は歯科用顕微鏡による20倍の拡大画像です)
セラミック修復STEP2 虫歯の進行
セラミック修復STEP3 神経の近くを封鎖
セラミック修復STEP4 外形を削ります
セラミック修復STEP5 セラミックインレー装着
セラミック修復STEP6 治療完了
術前(左)と術後(右)の比較です。
基本的には、歯と同じ硬さのセラミックでできるだけ隙間なく修復することにより歯にヒビが入りづらくなり、二次カリエス(虫歯)や歯根破折が起こりにくく、歯が長持ちする可能性が高いと考えています。